【 池袋駅 徒歩1分/患者様第一の歯医者 】
2018年3月1日(木)開院予定

インプラント

インプラントとは

失った歯のかわりに、あごにチタン製の人工の歯根(ネジ)を埋め込むことです。
骨にしっかり定着させることができ、まるで自分の歯のように使えることから「第二の永久歯」とも呼ばれています。
インプラントはスウェーデンの学者であるペル・イングヴァール・ブローネマルク教授により作られました。ウサギの骨にチタン製器具を埋め込んだ実験を行っていました、研究終了後に埋め込んだ器具をとろうとしたところ、骨としっかり結合し取り出すことができませんでした。これに気付いたブローネマルク教授は、この現象について研究を進め、生活を営む骨とチタンの結合状態をOsseointegration(オッセオインテグレーション)と名付けました。基礎研究を進める中で、チタンは身体に対して有害な作用を及ぼしにくい特性があることも分かりました。
多くの研究を経て1965年にスクリュー型のチタン製インプラント体を用いて、人への臨床応用が開始されました。オッセオインテグレーションの概念に基づいたインプラント治療は成功率を飛躍的に向上させ、1980年頃にはその評価が世界的に広まりました。以降、失った歯を補う方法の一つとして、世界中の歯科治療で取り入れられています。

1回法、2回法とは

インプラントには、1回法と2回法があります。
この違いは、歯肉を切開する外科手術を1回行うか、2回行うかという点です。

1回法

歯肉を切開し、顎の骨に穴を開けます。
 ↓
そこにインプラントを埋入し、先の部分は歯肉から出しておきます。
 ↓
アバットメント(被せ物とインプラントの接続部分)を装着します。
 ↓
数カ月間治癒期間を設け、しっかり結合されていたらアバットメントに人工歯を被せます。

1回法は、外科手術が1回のみという部分が大きな魅力です。
しかし、2回法と比較した場合、感染症を引き起こすリスクが少し高くなります。

2回法

歯肉を切開し、顎の骨に穴を開けます。
 ↓
そこにインプラントを埋入したのち、歯肉を閉じ縫います
 ↓
数カ月間治癒期間を設けます。
 ↓
2回目の外科手術で、歯肉を切開し先の部分を露出させます。
 ↓
人工歯を被せます。

2回法は、1度目の手術で歯肉を閉じることによって、1回法よりも強く結合されることが大きな魅力です。
また、2回法と比較した場合、感染症を起こすリスクが少し高くなります。

骨造成手術(骨が薄くインプラントが困難な方のために)

1. ソケットリフト

上顎洞までの距離が短く、インプラントが打てない場合に行う治療法です。
歯周病や歯の喪失などが原因で顎の骨が必要以上にやせている場合、インプラントが難しい為、この手法が必要になる場合があります。上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を拳上して作られたスペースに移植された骨や人工骨を使って、3ヶ月から半年程度かけてインプラントが可能となります。

2. サイナスリフト

人工歯根であるインプラントの挿入スペースを確保するために、顎の骨量を増やす骨増成手術です。
上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞底から剥離して拳上し、そこでできた空間に人工骨や他部位から採取した骨を移植することで、上顎洞の位置をあげ、インプラント埋入に必要な骨の厚みを作る治療法です。

3. スプリットクレスト

インプラントを埋入する際に骨の高さはあるが、幅が少ない(薄い)場合に行う治療法です。主に上下顎の前歯部が適応になります。
骨頂にノミのような器具を用いて溝を形成し、楔(くさび)効果によって骨を横に押し広げる治療法です。

インプラント手術後の注意点

  1. 手術後2~3日は、強いブクブクうがいも控えましょう。傷口の血餅が剥がれ、再び出血する可能性があります。その場合は、強い痛みを伴う炎症を起こす恐れがあります。
  2. 湯船につかると血行が良くなり、傷口から再び出血しだす恐れがありますので、当日は湯船につかることは控え、シャワー程度で済ませるようにしましょう。
  3. ジョギングや水泳などの激しい運動をすると血行がよくなり、傷口から出血する恐れがある為、2~3日は控えましょう。
  4. たばこを吸うと、歯肉の毛細血管が収縮し血行が悪くなるので、傷の治りが遅れたり、インプラントと骨の結合を阻害する場合があります。最低でもインプラント治療が終了するまで禁煙しましょう。
  5. 処方された内服薬(頓服薬※以外)は、必ず指示通りに飲みきりましょう。