親知らずに関するよくある質問

抜歯する前の質問

抜歯する前の質問

抜かなくても良い親知らずはありますか?

まっすぐ生えていて虫歯や歯周病になっていない、または対合する親知らずが生えており噛み合わせにも問題がない、などのケースにおいては親知らずを抜歯する必要はありませんが、その他の場合においては親知らずを残していても特にメリットはないため抜歯した方が良いでしょう。

ただし、「全身疾患があり外科手術に耐えられない方」「顎関節症などにより顎を大きく開けることができない方」などは親知らずを抜歯することはできない可能性があるため、ご注意ください。

また、「妊娠している方」は、安定期(16週〜)に入れば抜歯できるとされていますが、麻酔を使用したり、処置後に投薬が必要であったりするので、産婦人科の担当医と相談の上、歯医者を受診してください。

一度に複数本抜歯することはできますか?

複数本抜歯は可能です。

しかし、抜歯した側の顎で食べ物を噛む事は困難なため、左右どちらの親知らずも抜歯してしまうと食事がとても不便になります。
そのため、複数本抜歯を行う場合は、左右どちらか片顎の上下をセットにして抜歯する事が多いです。

ただ、特別な事情があればまとめて同時に抜歯することも可能ですので、ご希望の方は一度ご相談下さい。

抜歯するタイミングはいつがベストですか?

放置していてもメリットは特になく、むしろ智歯周囲炎などになる恐れがあるので、親知らずを抜歯するタイミングは、早ければ早いほど良いです。
年齢を経れば経るほど骨が硬くなり抜歯が大変になるため、若いうちに抜歯する方が治りも早くお勧めです。

親知らずが生えているのですが、特に問題を感じていません。抜かなくても良いですか?

普段問題を感じていなくても、虫歯や歯周病になっていたり将来噛み合わせが崩れてしまう可能性がありますので、ご自身で判断せず一度検診にいらして下さい。

レントゲンやCTなどを用いて精密検査を行う事で、あなたの親知らずが抜歯するべきかどうか正確に診断可能です。

また、その判断は経験豊富な歯科医師に行ってもらう必要があるため、当院などの口腔外科を標榜する歯医者で検査を受けてください。

抜歯当日の質問

抜歯当日の質問

親知らず抜歯にかかる時間はどのくらいですか?

親知らずの抜歯にかかる時間は生え方により異なりますが、まっすぐ生えているケースだと数分程度、斜めや横向きのケースは歯ぐきの切開などが必要になる事もあるため、熟練した口腔外科専門の歯科医師が行っても1時間ほどかかる場合もあります。

当院では、事前の精密検査の結果から、最短で親知らずを抜歯でき、かつ体への負担が少ない治療プランを模索するため、手術をスピーディーに完結させる事が可能です。
また、経験豊富な口腔外科専門の歯科医師が担当するため、術後の痛みや腫れもほとんど起こりません。

痛みに弱い方や抜歯を早く終わらせたい方は、ぜひ一度当院にご相談下さい。

抜歯はどのくらい痛いのでしょうか?

十分に麻酔を効かせてから治療を行うため抜歯中の痛みはなく、麻酔の効果は術後数時間は継続します。

まっすぐに生えているケースでは術後の痛みや腫れはほとんど起こりませんが、難抜歯の場合は、歯ぐきを切開したり骨を削ったりするため、麻酔の効果が切れると痛みが出る可能性があります。
そのため、麻酔の効果が切れる前に痛み止めの服用をお勧めしております。

麻酔は痛いですか?

当院は、患者様の負担を少しでも減らせるよう、麻酔のやり方にも気を付けており、極細の針を使用したり、ご希望の患者様には麻酔針を刺す前に塗るタイプの表面麻酔を使用したりなどできるだけ痛みを緩和するように最大限努力しています。

また、薬液が冷たいと痛みが出やすい事から、体温程度に温めた薬液を使用し、薬液が入る感覚を感じさせない配慮も行っています。

抜歯後は普段通り生活してもよろしいでしょうか?

抜歯をしてできた穴(抜歯窩)に血の塊(血餅)を留めておく必要があるため、軽くゆすぐ程度なら問題ありませんが、抜歯当日から2日間はブクブクする強いうがいはお控え下さい。

また、歯磨きをする際に抜歯部位に触れてしまうと血の塊(血餅)が剥がれ落ちてしまい、傷の治りが遅くなったりドライソケットになったりする恐れがあるため、できるだけ触れないように気をつけてください。

抜歯後数日に関する質問

抜歯後数日に関する質問

抜歯後は、通院の必要はありますか?

歯ぐきを切開して縫合した場合は数日後に抜糸と消毒が必要となるので、一度来院していただく必要があります。
抜糸後は、抜歯後ほど制限はありませんが、歯ぐきの治りをよくするために喫煙はなるべくお控え下さい。

抜歯した箇所がまだ痛むのですが、痛みはどのくらいで消えますか?

抜歯当日〜3日ほどが痛みと腫れのピークといわれていますが、その後徐々に落ち着いてきますので、過度な心配はいりません。

痛みが強い場合は、処方した痛み止めをご使用下さい。痛み止めを全て飲み終わっている場合は市販の痛み止めを服用し、効果を感じないようであればご連絡をお願いします。

本ページのまとめ

知らずは、生え方によっては抜く必要のない場合もありますが、一見問題ないように見えても、気づかないうちに虫歯や歯周病になっている可能性もゼロではありませんので、まずは一度歯医者で検査する事をお勧めします。

当院では口腔外科に精通した歯科医師が在籍しており、どのようなタイプの親知らずであっても対応可能です。

親知らずを抜きたいと思っている方や、できるだけ負担の少ない抜歯をご希望の方は、ぜひあいおい歯科グループ 池袋駅前歯医者・矯正歯科までご連絡下さい。

記事の監修

この記事の監修 浜島均
あいおい歯科グループ
池袋駅前歯医者・矯正歯科
理事長

浜島 均

経歴

愛知学院大学歯学部 出身
愛知県済生会病院 歯科口腔外科 にて研修
同大学 顎顔面外科学講座 口腔先天異常学研究室 所属
一般歯科医院を経て
2018年 あいおい歯科グループ 池袋駅前歯医者・矯正歯科 開院

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